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使い切る人生(沢木耕太郎の『使われなかった人生』を読んで)

世界は「使われなかった人生」であふれている。使えなかったのではなくて、使わないという選択肢を選択した結果、使われなかった人生が存在している。そういうコンセプトで集めたということもあるのだろうが、沢木耕太郎は繰り返し映画評の中で同じことを言葉を変えながら書いている。それは映画に感情移入をしすぎなのかもしれない。言わば、入り込みすぎというか。ただ、それでもそのアイデアはとても心を動かすものがある。別に、あの時、あの人と別れなければ、とか、あの時もっと勉強しておけば、みたいな後悔の念の話しとは違って(全くそういう気持ちがないわけでももちろんないが)、ただ、今の自分のいる場所を浮かび上がらせるために必要なアイデアだという気がするのだ。もちろん、ビールじゃなくてハイボールにしておけばみたいなことでもなく、もっと人生において、その後の行き方を変えるようなそういう話だ。自分にとっては、最初の会社を辞めたことが一つ思い浮かぶ。辞めなかった、会社を続けていたという人生。会社に不満があった訳ではなくて自分に不満があって辞めた。もっと経験を積みたいと思って出てみた。確かにその経験は役に立った。レポートを売ることを商売にすることの大変さも痛感したし、仕事の仕方がこれまでいかに甘かったも痛感した。そして年齢の近い同僚に本当に助けてもらいながら一緒に仕事に取り組むということも大きな経験になった。正直言えば、もう少し残って形にしたいということもあった。でも、チームの解散とともに自分は辞めることにした。そこで残っていたらどうなっていたのか?ということは時々思う。そしてそもそも最初の会社も辞めていなかったらどうなっていたのか?どういう人生を生きていたのだろうかと。生活は確かに何も変わっていない気もする。でも人生はやっぱり違うものになっていただろうなと。少なくとも人生と向き合った時、自分自身をここまで信じて生きてこれなかったように思う。それは同時に、出会った人たちの事を信じて、そして感謝していることと表裏一体だ。確かに、「使われなかった人生」で世界はあふれている。でも、人生は使い切るものだ。使われなかった人生は過去にあるのではなく、未来にあるのだから、使えばいい。ただそれだけのことが、一番難しいのだが。扉は開けないと開かないが、開ければ開く。ホテルの浴室の扉は内開きではなく外開きになっている。それは、いざという時にスタッフが宿泊客を救い易くするためだ。もちろんだから、扉を開けてくれる人がいて、扉が開くこともある。でも奇跡は待つよりも目指した方がやっぱりはやいのではないか。それに何より、助けてくれる人は彼の意思で扉を開けられるのだから。
by myaquarium | 2015-10-18 10:25 | think